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『きょうもうれしい』
 
 朝のお布団の中まで、台所から届く野菜を刻む音。​雨の日のお父さんとのお散歩。夕方お母さんと見上げる大きなお月様。うれしいことがいっぱいつまった絵本。もう一度探してみませんか”うれしいこと”
えがしらみちこ (著)理論社

 
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『奇跡の人~ヘレンケラー自伝』

​ ”奇跡の人”とはサリバン先生のことを指しているそうです。​
 共感や”ことば”によって感覚が開かれていくことをヘレンは”愛”と呼んでいます。生き生きと描かれるこの世界の描写は、愛の喜びにあふれています。そして巻末にヘレンのお気に入りの本について読書案内もあります。嬉しいのつまった一冊です。
新潮社/ヘレン・アダムズ・ケラー
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『陰影礼賛』谷崎潤一郎 中公文庫
 
​ 闇と漆器の美しさ。静寂を愛すること。重なり合う陰影が作る”間”。
わざわざ闇を作ってそれを味わう日本の家屋、日本人の精神性について谷崎翁が語ります。縁遠いようで不思議に刺さります。
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『センス オブ ワンダー』

​ 甥のロジャーとともに森を散策し、同じものを見て触れてともに喜ぶレイチェル。「沈黙の春」の著者が嬉しいをつくる感覚について伝えてくれている一冊です。レイチェル・L. カーソン (著), Rachel L. Carson (原著), 上遠 恵子 (翻訳)新潮文庫

 
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『五感の驚異』

​ 具体例が豊富です。私たちは進化の過程の財産(内なるコウモリ、内なる犬…)をフル活用しながらこの世界を認識していること。単独の感覚ではなく、様々な感覚が結びついていることなど。
​幻想痛の治療に脳の錯覚が使われる話なども…
ローレンス. D・ローゼンブラム (著), 齋藤 慎子  (翻訳)
​講談社


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『シュタイナー遺された黒板絵』

​​ 12感覚を唱えたシュタイナー。その理論は難解ですが、この本ではシュタイナーが講義の際に遺した美しい黒板絵をまとめています。
ドルフ シュタイナー  (著), ヴォルフガング ペーント (著), コンラート オーバーフーバー (著), ヴァルター クーグラー (著), ワタリウム美術館 (監修) 高橋 巌 (翻訳), 和多利 恵津子 (翻訳) 筑摩書房

 
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『枕草子』清少納言 / 池田亀鑑 岩波文庫

嬉しい(おかし)を集めた日本文学の金字塔。清少納言バンザイ!!
春のあけぼの、闇の中に飛び散る蛍。
けっこう悪口も書いてますが、意地っ張り清少納言の嬉しいをつくる姿勢に乾杯。
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