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​『たんぽぽ』
飛んで落ちたところ、そこで大きくなるたんぽぽ。たんぽぽの一生を絵と文でたどります。
​ ひより図書館ではたんぽぽの根を使ってたんぽぽ珈琲をつくりました。生命力あふれる味でした。
著:甲斐信枝
出版社:金の星社

 
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『オナモミのとげ』
移動できない植物。仲間を増やすために植物もいろんな工夫をしています。
 実は、植物は、自分の環境に敏感に反応しています。杉林の中の竹は杉に負けないように伸びるそうです。身近な植物の不思議な行動を教えてくれる一冊。
ネイチャープロ編集室
著 多田 多恵子
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『春の妖精たち』
秋から冬にかけて土の中で春をむかえる準備をし、春にいっせいに地上に芽吹く植物を”春の妖精”といいます。1年を通じた植物たちの営みをイラストでわかりやすく説明しています。

出版社 福音書店
奥山 多恵子 文・絵
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『サバイバル大作戦』
​牧野富太郎先生が植物について楽しく紹介してくれる一冊。
 ひより図書館では春に高知の牧野植物館を訪ねました。そこには、牧野富太郎先生の沢山のスケッチや標本がありました。自由人であり研究人である牧野先生と一緒に植物の不思議を解き明かす旅に、いざ!

著者 里見 和彦

出版社  世界文化社

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『菜の花とこむすめ』川端康成作
​山で出会ったひとりぼっちの菜の花をなんとか里の仲間のところへ届けようとする小娘の奮闘。『あなたは大丈夫?』心配そうな菜の花との会話もほほえましい華憐なお話です。​
 このお話を読んだら、学校の帰り道に植物に話しかけてみてはどうかな。返事をするかもしれませんよ。
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『水仙月の四日』
​雪の魔女から人間の子供を助ける雪の精。
魂の触れ合いを幻想的な雪景色の美しさの中に描きます。”水仙月の四日”は賢治がつくった暦です。名前の由来の謎を解いてみるのも面白いですね。
作: 宮沢 賢治
絵: 黒井 健出版社: 三起商行(ミキハウス)
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『秘密の花園』バーネット
鍵がかけられた秘密の庭。すっかり死んだように見えた庭園ですが、クロッカスやチューリップは生きていました。バラの芽も。庭園を蘇らせる子供たちの活躍。春の息吹とともに子供たちも健康になっていきます。人を癒す自然の力。ヨークシャープディングや窪地を利用してじゃがいもを蒸すピクニックも素敵。
フランシス・ホジソン バーネット (著), シャーリー・ヒューズ (イラスト), Frances Hodgson Burnett (原著), 山内 玲子 (翻訳)
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『ロビンソークルソー』
無人島への漂流。
工夫しながらのサバイバル生活は、面白さ抜群です。
麦を植えパンを焼き、家を作り火をおこし、、。
創意工夫でつくる魅力満点の生活が描かれます。
ダニエル・デフォー (著), ウォルター・パジェット (イラスト),
海保 眞夫 (翻訳)
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『虞美人草』夏目漱石 新潮文庫
 男女関係のもつれを描きます。漱石の江戸を彷彿とさせる語り口が秀逸です。
 虞美人草とはひなげし(ポピー)ですね。植物の中には人を惑わす匂い、死に至らしめる毒をもつものもあります。漱石は、藤尾の死以外にこの小説の結末は無いと言い切っています。虚栄の罠に落ち、ついに死を選ぶ女性が放つ妖しさをご堪能ください。
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​『世界史を変えた50の植物』
 世界史という大きな流れに植物を通して触れることができます。絵や地図、逸話などが豊富にのっています。
​ ある程度の世界史の基礎知識がないと読み進めるのが難しいかもしれません。手元に置いて読み返したい一冊です。
ビル ローズ (著), Bill Laws (原著), 柴田 譲治 (翻訳)
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​ドタバタ喜劇の激しい言葉のやり取りが読む者の胸につきささります。
媚薬として登場するすみれの花の露のほか様々な植物の記述が楽しめます。まぶたに塗ると恋に落ちるそんな”浮気薬”が実際にあったら、困ってしまいますね。でも薬草を試してみたい気持ちは誰しもが持っているのではないでしょうか。
ウィリアム・シェイクスピア/著 、福田恆存/訳
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​『オーバーストリー』
『裏山の木とあなたは40%の遺伝子を共有する』という作者は、森と木と人間の繋がりを見つめ、ある世界観を描いています。2019年ピュリッツァー賞受賞。



リチャード パワーズ (著), 木原 善彦 (翻訳)新潮社
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